開発本部 People Experienceチーム オンボーディング担当の久宗(@tignyax)です。
2024年もエンジニア新人研修を行いましたので、軽い紹介と、講義資料および一部講義動画を公開いたします。
2024年のエンジニア研修について
コンセプト
今年のエンジニア研修のコンセプトは以下です。 (去年と同様です)
『新入社員メンバーに、"自信を持ってチームにジョインできた!" 』
コンセプトを実感できるように、以下のことを学んだり体験してもらえるようなエンジニア研修を設計していきました。
- 開発・運用本部のチーム/人や体制、風土/文化
- これからのチーム活動となる前提、共通の知識
具体的な方法としては以下のコンテンツになります。各コンテンツにもそれぞれコンセプトを設定しました。
- 学習コンテンツ(リアル講義・動画視聴)
- どのチームに行っても必要となる基礎的な知識/技術/ツールを学び、体験できた
- チーム体験
- 業務上関わりそうなチームについて知れた
- 実際の業務のイメージが付いて、配属の参考にすることができた
- 実践演習
- サイボウズ流チーム開発を新メンバーだけで実践できた
- 未知見の課題に対してどう行動すればよいか考えるきっかけになった
- (サブバリュー) 同期とチーム開発できて楽しかった
スケジュール
スケジュールは以下のとおりです。
- 講義期間(422〜5/10)
- 4/22-4/26:講義 - 前半
- 4/30-5/2:自習
- 5/7-5/10:講義 - 後半
- チーム体験(5/13〜6/21)
- 1チームあたり2週間 * 3チーム = 6週間
- 実践開発研修(6/24〜7/5)
去年との変化点
今年は去年に比べて研修を取り巻く環境に大きな変化がありました。
- 職能採用
- 組織体制の変化
- 例年より早い受け入れ / 配属
24新卒入社から職能採用に変わっています。新人さん達の配属先がより絞られているため、研修の主目的も人毎に差異がありました。 組織体制も変化し、人材配置のレポートラインにも変化がありました。 そのため、今年はマネージャーの方にも早い段階から関わっていただき、新人さんとの対応にがっつり入っていただくことにしました。
また、人事での新人研修がスリムになったため、例年より1~2週間早い受け入れとなりGW前からのエンジニア研修となりました。 GWを挟んだ講義期間となるため、自習もうまく活用しながら新人さんや講師の方々がやりやすいような設計をしました。
講義資料公開(2024年版)
モブに早く慣れたい人のためのガイド
サイボウズのアジャイル・クオリティ
ITコミュニティ文化と情報発信に共通する成長と貢献の要素
モバイル
- 講義資料
ソフトウェアライセンス
ソフトウェアテスト
自動テスト
- 講義資料
Docker入門
Kubernetes入門
サイボウズ製品のプロダクトデザイン
セキュリティ
テクニカルライティング
社内限定の講義や昨年と同じ講義について
社内限定
- サイボウズのWebフロントエンドについて
- オブザーバビリティ入門
- Forest入門
- Neco入門
- 特許について
- 社内システム入門
- スクラムトレーニング
- テキストコミュニケーション研修
昨年と同じ
- Webアプリケーション基礎
- ローカライゼーション
- アクセシビリティ
最後に
今年の資料も皆様のお役に立てれば幸いです。
最後に宣伝をいくつかさせてください。 資料などはサイボウズのエンジニアサイトやYouTubeチャンネルで公開しています。今回の資料以外にも公開してますので、よろしければこちらもご覧ください。
採用も随時やってますので、弊社に興味を持ってくださったエンジニアの皆様はどうぞよろしくお願いします。 採用ピッチ資料もあるのでそちらもご参考ください。 cybozu.co.jp
これまでの研修と合わなくなってきた部分もあり、来年は研修設計を大きく見直そうと計画中です。 現在の組織と文化に合ったエンジニア研修を提供できるようにしたいですね!引き続き講義資料も公開できると良いなと思っています。 それでは、お疲れ様でした!